メディカルアートメイクについて

皮膚に色素を入れる美容法。皮膚に針で色素を注入し、色を付けるというと、入れ塁をイメージする人も多いでしょう。基本的にメディカルアートメイクと入れ墨では、色素を定着させる皮膚層が違います。メディカルアートメイクでは皮膚の最も浅い表皮の部分(約 3~4ミリ)に色素を注入しますが、入れ墨はもっと奥深い皮膚 の表皮の下にある真皮の層まで注入します。施術に使用する器具も異なります。メディカル アートメイクは2~3年経つと色が薄くなりますが、入れ墨 は簡単には消えません。メディカルアートメイクは、本来ある眉やまつ毛を補脚して整った形に見せるためのものですが、入れ墨は本来ないものを装飾として施します。 厚生労働省では、アートメイクは美容医療と位置づけています。

色素も違うものを使います。医療機関でMRIを受けるときに「入れ墨が施されている場合、 変色ややけどをする可能性があります」と注意事項を目にすることがありますが、これは入れ墨 の色素の中に金属成分が多く含まれていることがあり、それがMRIの強力な磁力と反応を起こすためです。メディカルアートメイクの色素にも十分な注意を払ってそのような成分が含まれていないものを使う等、 細心の注意が必要です。

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